目撃されたのは、台風が迫る中、誰しもが陥る可能性がある危険な瞬間。
轟音とともに激しく上がった水しぶき。
ドライバーはイチかバチか、覚悟を決めました。
7月27日、茨城・結城市は突発的なゲリラ豪雨に襲われていました。
暗くなった空を激しく照らす雷。
この時はまだ道路の白線がはっきりと確認でき、冠水している様子はありませんでした。
しかし突如、冠水に全く気が付かないまま突っ込んでしまったのです。
大量の水をかき分け、慎重に前進。
車のフロント部分まで水が来ているのが確認できます。
この時、バンパーの一部が外れ、車内にも水が少し入ってきていたといいます。
その後、何とか冠水道路を脱出。
ドライバーは、「あんなに水がたまっていると頭にはなかった…。焦っても止まってもいいことはないので抜けられるかどうかにかけた」と当時を振り返りました。
ドライバーによると、後ろにあるエンジンが浸水する可能性があり、戻るに戻れず、イチかバチか前に進むしかなかったといいます。
もし、目の前の冠水した道路に気が付かないまま突っ込んでしまった場合、どのように対処すればいいのでしょうか?
JAFによると、冠水した道路はどこで深くなっているか分からないため、前に進むのではなく後ろを確認したうえで引き返したほうが良いということです。
FNNプライムオンライン