全国屈指のウナギの産地、愛知・西尾市のウナギ料理店で、中国や台湾産のウナギを「三河産」と偽って提供していたことがわかった。
西尾市などによると、ウナギ料理店「炭火職人うなみ」では、店の看板などで「三河産」と表示しながら、一部の料理に中国や台湾産のウナギを使っていたという。
この店は、市のふるさと納税の返礼品に「三河一色産」のウナギのかば焼きを出品していて、店は26日午前、FNNの取材に、返礼品を優先し、店では中国産などのウナギを提供していたことを認めた。
西尾市は、12月21日に警察から連絡を受け、この店のウナギが返礼品になっているふるさと納税の取り扱いを停止している。
警察はすでにこの店を家宅捜索していて、不正競争防止法違反の可能性もあるとみて、くわしく調べている。
FNNプライムオンライン